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厳冬の会津で行われる"七日堂裸詣り"とは?

福島県会津地方の柳津町では、毎年1月7日の夜を迎えると赤々とかがり火が焚かれ、奇祭・「七日堂裸詣り」が行われます。

舞台となるのは、圓蔵寺(えんぞうじ)福満虚空蔵尊(ふくまん・こくぞうそん)の本堂、菊光堂(きくこうどう)。
大鐘の音が鳴り響く中、褌姿の男衆が極寒の街を駆け抜け、競い合うようにして菊光堂を目指し、113段の石段を一気に駆け上がる様は雄々しいの一言です。

堂内に至ると、次々に大鰐口(おおわにぐち/金鼓)から垂れる麻縄をよじ登り、威勢よく争うことによって 一年間の無病息災や祈願成就、福を招くと言われています。

実はこの奇祭、千数百年余りの歴史を持つ、とても伝統的なもの。
しかも大人から子どもまで、男性であれば誰でも参加できるとあって、例年多くの観光客(参加者)が訪れます。

裸詣りの舞台・福満虚空蔵菩薩圓蔵寺について

七日堂裸詣りが行われる福満虚空蔵菩薩圓蔵寺は、只見川を見下ろす断崖に建つお寺。
その歴史は古く、約1200年前の平安初期に徳一大師によって開基された古刹で、年間60万人の参拝者があります。

また、創建の際に、赤い牛がやってきて大師を助けたという伝説が残っており、それが会津地方の民芸品・「あかべこ」の由来になったそうです。

境内には、開運撫牛の像が。
このほか、日本三大虚空蔵尊の一つにも数えられる福満虚空藏尊などがあるので、普通に観光しても楽しいですよ。

七日堂裸詣りは、龍神を追い払った伝説に由来する

奇祭の始まりについては、遠い遠い昔、この地で疫病が流行り、不作が続いたことで村人が大いに苦しみ、虚空蔵尊のお告げを受けた弥生姫が只見川の川底に棲む龍神から、宝照の珠を手に入れて不幸を調伏させたことに端を発すると言われています。

この地に平和が訪れてから数年後の1月7日の夜、龍神は宝珠を取り返しにやってきます。
しかし、一計を案じた人々は菊光堂に集まって大声で揉み合い、必至に騒いだところ、さすがの竜神もその迫力に驚いて姿を隠したのだそうです。
この伝説にちなみ、菊光堂は祭の当日だけ「七日堂」と呼ばれるようになりました。

七日堂裸詣りに参加しよう!

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